アニブロ

育児との終戦

子供たちの数羽が無事、新しい飼い主の元へ巣立っていきました。

ホッとしたような淋しいような複雑な心境。
思えば数日しかいなかったのに、もう数ヶ月もずっと一緒にいたような気がしてならない。

グレム。。。
口笛を吹くような綺麗な歌声でいつも私を呼んでいた。
呼ばれればスキップして駆けて行きたくなるような、綺麗な歌声だった。
あの子の歌声が大好きだった。
でも見た目はこ汚くて、決して美人とはいえないような顔立ちだった。
そんなあの子のギャップが大好きだった。

一番手がかかっていた子なだけに、うっかり愛着がついてしまっていた。
もう、あんな子はいないのではないか。
あの子だけが特別可愛いかったのではないか。
なぜ引き止めなかったのか。
グルグル頭の中をよぎる。

生き物はね、悩んだときは連れて帰ってあげてほしい。
絶対後悔するから。
っていつもお客さんには言うんだけど
それは押し付けではなくて、本当に私が心底そう思うから。
同じ子は二度といないんだから。

慌しかった数日がいつもの日常に戻っただけなのに、心がポッカリ開いてしまったみたい。

・・・いや。まだいるんだった。
豆粒フクロウ達。
やっと丈夫なサイズまで育ったので、すっかり一安心していたけど
次はこの子たちの行き先を探してあげなくては。
そして次のヒナ達も間もなく到着予定なんだった。
ボ~っとしてはいられない。
次の戦争に備えなくっちゃ。(><)

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