その動物その時いないことも…生態、歴史を正しく配置してシーンを演出

テレビドラマなどを見ていると、よく背景で鳥の鳴き声が聞こえてきます。

ドラマのシーンを演出する上でBGMはとても大切な要素のひとつですよね。

 

 

 

 

例えば時代劇でコジュケイが鳴いていたりするわけです。

野山の風景にはピッタリのコジュケイの鳴き声。

 

しかし実は、、、コジュケイという鳥、日本に持ち込まれたのは1919年と言われています。

つまり江戸時代には当時この鳥は日本に居なかったのです。

 

 icon-link 参考:Wikipedia「コジュケイ」

 

 

 

冬の池の畔でカイツブリがキリキリと独特な鳴き声を上げていたりします。

確かにカイツブリは冬でも池や河川に生息する水鳥ですが、「春の桜にウグイス色をした野鳥の群れ…それウグイスではないかも」

でも少し触れたように、実は繁殖期(主に4~7月)にしかその鳴き声を上げません。

 

 icon-link 参考:Wikipedia「カイツブリ」

 

 

このようなことに、わざわざ気付く人はあまり居ませんが、動物の配置を正しく使うことで、春のウグイスや、シジュウカラのさえずり、カモ類の渡来など、鳥の鳴き声や姿でその場所時代季節を演出することも可能という事です。

 

 

 

その季節に、その場所に、その時代に、その動物はどう存在していたのか。

このような動物の出演するシーンの演出、考察を行うのも動物プロダクションのお仕事だったりもするわけです。

 

なかなか奥深いですね。