フクロウといえば人気が高いのがミミズクです。
頭の上にうさぎの耳のような羽がピョコンとあるのが特徴です。
これは耳ではなく、冠羽といって擬態するための羽です。
ミミズクにはいろいろな種類があります。
威嚇時に羽を膨らませて体を大きく見せたり
警戒時に体を細くして身を隠したり
することでTVなどで有名になったアフリカオオコノハズク。
手のらひらサイズのヨーロッパコノハズク
鋭い眼光が凛々しい大型のワシミミズク
今日はそんな中から、中型フクロウのトラフズクをご紹介します。
■Asio otus.
■Long-eared Owl
■トラフズク
■生息地 北アメリカ・ヨーロッパ・中近東・中国・日本など
◆成鳥時の平均サイズ◆ 35-40cm
◆成鳥時の平均体重◆ 180-435g
トラフズクは日本にも生息するフクロウです。
ミミズクといえば
トラフズクをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
国内に生息する野鳥の飼育は法律で禁じられていますから
ペットとして売られているものはすべて外国産になります。
以前は頻繁に野生個体が輸入されていて、よく見られた種ですが
鳥インフルエンザによる輸入規制の影響で入荷量が減り
最近はあまり見かけなくなりました。
性格は臆病な子もいますが、そっと優しく時間をかけて接してあげて下さい。
馴れるとおとなしく飼いやすい種類だと思います。
トラフズクのトラフは虎のような斑があるという意味で
体中にかっこいい虎模様があります。
見かける機会がありましたらぜひ観察して見てください。
アニマルプランニング H.P
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