3月6日午後5時頃、ミニヤギのフェンディが亡くなりました。
突然倒れ危篤状態に陥ってから68時間
付き切りでの看病となりましたが
結果こういう形となってしまいました。
死因が特定されないままでは納得ができず
フェンディがどのような思いをしていたのか知りたくて
解剖を依頼しました。
推測どおり 死因は完全な飼育管理ミスでした。
飼育を担当していたスタッフ達には何の問題はなく
状況判断を誤った自分の認識の甘さが全ての要因でした。
フェンディより預かっていた大切な命を
私がこの手で奪ってしまいました。
片時も目を離せない状況だった為
徹夜でフェンディに寄り添い、僅かな仮眠のまま
翌日他の大勢の動物たちの世話をしっかり全うし
最後の最後まで傍に居てあげてくれたスタッフ全員
本当に申し訳御座いませんでした。
手本となり人を教えて行かなければいけない立場であるにも関わらず
まだまだ勉強不足で力が及びません。
数々の飼育経験を過信したあまり
生き物に教えられることの本当の多さを忘れてしまっていました。
自分の無知と不甲斐無さに気づかされます。
悔やんでも悔やみきれませんが
背負ったまま。前に進みたいと思います。
毎日更新を誓ったブログですが
今はまだ、気持ちの整理が付かず、言葉が出てこない為
文章を書くのは少し落ち着くまでお休みさせて頂きます。
ブログが止まったことにより、状況を心配して下さった皆様に
取り急ぎご報告までとさせて頂きます。。
“フェンディが教えてくれたこと” への2件のフィードバック
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フェンディのご冥福を祈ります。
動物のみならず、命と接するということは、
楽しい時もあれば、辛い時もあるものです。
縁があってフェンディはあなたの所にやって来て
とても大切に可愛いがられ、愛情を一身に受けて
幸せな一生だったと思います。
私は、このblogに書かれている事しか分かりませんが、
女性らしい細やかで、温かい愛情をいつも受けて
フェンディもそれに答えてくれる強い絆を感じて
います。
突然の危篤状態に陥り、死を迎えたフェンディに
悔いを残し、ご自分を責めていることをblogに記録
したのは、本当にお辛い事だとお察しします。
私も身内を亡くした時、同じような自責の念に
とらわれた事を思い出しました。
フェンディの死は誰に責任があるわけではないと
思います。
出逢いがあれば、別れがあります。
別れがあるから、出逢いがあります。
フェンディは世界中でたった1人のあなたと
出逢い、これ以上ない愛情を一身に受け続け、
あなたの元で一生を全うし、別れを告げたのです。
受け入れる以外ないのです。
楽しいことも辛い時も全て、全て約束された
十字架なのです。
フェンディは天に帰るけど、あなたは明日からも
生き続け、他の動物達と向き合って頑張って下さい!
フェンディが残してくれたものをしっかり受け止めて
下さい。
少しぐらいblogを休むことぐらい何でもないですよ(^^)v
でもね、いつまでも悲しんでいると
キースが心配しますよ(^^)
頑張って下さい!
フェンディとのお別れも縁です。
別れた事で始まる縁が、あなたを待っているから。
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暖かい励ましのお言葉ありがとうございました。
沢山の命を預かり、沢山の別れを経験してきた私ですが
時に自責の念にかられ苦しむ時があります。
そんな時背中を押して頂ける方がいるという事は大変嬉しく有難いことです。
今はしっかり前を向いて新たな目標と共に再スタートしています。
ご心配お掛けいたしました。今後ともよろしくお願い致します。