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顔がパラボラアンテナ?でも、バウムクーヘンのおはなし

カラフトフクロウというフクロウがいます。

 

すごい顔ですよね。

 

カラフトフクロウは、ユーラシア地方、北米地方などの主に北方を中心に棲息している超大型種のフクロウです。

ですが、カラフトフクロウといえばやはりこの特徴でもあるパラボラ状になった顔面。

 

 

この形状は、集音にとても役立っていると言われ、音をより立体的に捉えることが出来るのだそうです。

ですが、そんなカラフトフクロウをずっと見ていると、パラボラというよりも、こっちに見えてくるわけです。

 

 

バウムクーヘン。

そう思ったらもうバウムクーヘンにしか見えなくなってきます。

 

バウムクーヘンとはドイツ発祥の焼き菓子のことで、断面がまるで木の年輪のような模様のことから「バウム(木)」と「クーヘン(ケーキ)」と呼ばれるようになったそうです。

 

バウムクーヘンは形状はもちろん、作り方も非常に特徴的です。

密閉された庫内で焼き上げる一般の焼き菓子と違い、バウムクーヘンの場合は芯に生地を付けて、それを直火で焼き上げます。
芯は自動もしくは手動で回転し、生地を均一に焼いていくことによって厚さ1〜2mmの層が焼き上がります。これを20〜30層重ねることによって、焼き目がまるで年輪の層のように見えるのです。

 

 

精魂込めて行う作業に加え、直火を正面で胸に受けるため、ドイツでは「バウムクーヘン焼きは長生きしない」と言われているそうです。

 

現在では最後の層に糖衣やチョコレートをコーティングすることもあります。

 

 

日本では1919年(大正8年)3月4日にドイツ人のカール・ユーハイムによって持ち込まれたものを広島の販売会で販売したのが最初。それに因んで毎年3月4日は「バウムクーヘンの日」となっています。

 

 

…あれ。

 

フクロウが音をいかに立体的に捉えることが出来るか

を書きたかったのですが、話が全然あらぬ方向へと進みました…

その辺りの話はまたいずれ!

 

それではみなさん、美味しいバウムクーヘンを楽しんで下さい。