動物に関する面白いニュースが飛び込んできました。
38年振りに国内で野生のカワウソが観測されたそうです。
「国内38年ぶりの野生カワウソ「種」など調査へ」(読売新聞) 詳細ページ
カワウソといえば我が社でも大人気の「あずきなこ」
そして、日本の野生動物の中で、カワウソといえばニホンカワウソ。
しかもこのニホンカワウソ、38年前に高知県で目撃されて以来、一切観測されておりません。
そもそも、現存する動物というものには定義があり、50年間にわたって棲息が確認されなかった場合、その動物は「絶滅した」という扱いになります。
つまり今回のカワウソがニホンカワウソとなるとこれはもう大変な騒ぎとなるわけです。
ですが今回、観測された場所は対馬ということもあり、このカワウソに対する可能性は3つあるそうです。
<1>対馬で生き残っていた
<2>韓国から渡ってきた
<3>人が持ち込んだ
今回の映像、映り込んでいる動物がカワウソであるということはほぼ確実だそうですが、種の特定は難しいそうです。
現在、日本でもペットとしてのカワウソが流行っているということもあり、ペットの飼育放棄の可能性も含めると、なかなか判断が難しいそうです。
もしこれがニホンカワウソであれば、種が残っているということになるので、複数頭いる可能性も。
そうであれば、また種の保存の可能性も拡がるので、期待したいところですね。