夏のイベントが一通り終了し、ホッとするのもつかの間・・・。
沢山の動物たちの世話に追われ相変わらずバタバタしている毎日です。
そんな中、ひときわ手をやかしてくれるのが、コアリクイのミクです。
実はミクちゃん、この夏調子を崩しておりまして、半月ほど何も食べなくなっていました。
そもそもアリを主食とするコアリクイを飼育するには
代用食に餌付けなくてはいけないのですが
ミクは偏食がちで、一度食べた物も次には見向きもしないといった事も多く
栄養価を考えて配合した食事も、ちょっとした配合比の違いで受け付けなくなってしまいます。
血便が止まらず、急激に体重が減っていくミク。
鉛筆ほどにしか口が開かないアリクイに強制給餌をするのは不可能な為
点滴を打つことにしたのですが
背中の皮が硬く針を刺すのが困難で、大人4人がかりで押さえつけて
腹部に注射しました。
まるで捕えられた宇宙人…。
なんとも可哀相な姿でした。
一時はどうなることかと心配しましたが、そんなミクも徐徐に回復し
今ではすっかり元のやんちゃ娘に戻っています。
(ちょっと弱ってる位が丁度良かったのでは・・・。)
などど周りから皮肉を言われる位やんちゃなミクちゃんですが(笑)
いやいや元気が一番!
今日も元気に小屋を破壊して楽しく遊んでいます。