友人に子供が産まれたのは9ヶ月前の事です。
子供につぐみという小鳥の名前をつける程の動物好きの彼女は
二人目の赤ちゃんがお腹に宿っているというこの大変な時期に
あえてシェパードの赤ちゃんを購入しました。
子育ては同時に行った方が良いという考えらしいです。
(この家にはすでにバセットハウンドとシーズーがいるのですが。)
さすがに私も心配していたのですが
見事なまでに兄弟のように育てられています。
赤ちゃんとシェパードは
不思議な程自然にお互いへの対応を心得ています。
同じおもちゃを噛んで遊んで、重なり合って昼寝。
子犬は、私たち大人にはじゃれて甘噛みをするのに
赤ちゃんには絶対やらないし、踏まないように
こかさないようにと気を使っています。
赤ちゃんもハイハイしながら床で寝そべる犬をまたいでいます。
犬同士がすぐ側で大乱闘を始めても
まったく気にせず、泣きもしない赤ちゃん。
素晴らしいですね。
きっとつぐみちゃんは犬が兄弟だと思っているのでしょう。
どんな子に育つのでしょう。
動物がいるのが当たり前、そんな生活なのでしょう。
最近はペットを飼う家庭が少なくなり
親が子供から生き物を遠避けてしまい
ゲームの中のペット飼育シュミレーションで満足してしまう
というあまりに寂しい傾向が増えつつあります。
生き物はリセットボタンでは生き返らない。
電源をオフにしたら全てを断ち切れるわけでもない。
生き物が教えてくれる大切なことを
幼少期からしっかり学ばせてあげて欲しいものです。
画像は・・キースとつぐみちゃん