ゴシキセイガイインコのウランちゃん。
体は黄緑色、頭は青色、胸が赤色と、とっても派手なカラーで、
子供が塗り絵で仕上げてしまったようなインコです。
Rainbow Lorikeetという英名がありますがレインボーの名前はピッタリですね。
この種を含むヒインコ科は軟便で籠やその廻りを汚しますが、
羽から出るパウダーと微毛が他のオカメなどに比べてはるかに少なく
空気を汚さないことが長所です。
鳴き声はかなりうるさく、金属的なキーキーという声は頭に響きます。
人なれしやすい一面、やや気性が荒く攻撃的な面もあるようなので、
特に優しく育てる必要があります。
何か気に入らないことがあると突然きつく噛むこともあります。
一度ウランちゃんのご機嫌が悪くなると、
脅かすとますます興奮して毛を逆立ててキーキー鳴いて喰らいついてきます。
クチバシの力は強く、本気で噛まれると結構痛いです。
こんなときはすぐにカゴへ戻し、噛んだら遊んでもらえなくなるんだ
ということをわからせないといけません。
キバタンのロビンちゃんやオオハナインコのハナちゃんという
自分よりはるかに大きな鳥にもまったく負けていません。
それでもウランちゃんは甘えん坊。
体をこすりつけてきて甘えたり、
姿が見えなくなると必死で探し回って肩に飛んできて離れようとしません。
膝の上でペタンとお腹をつけて眠るウランちゃんの姿に
噛まれた痛みも忘れて癒されるのでした。