午前7時過ぎ、電話が鳴りました。
この期間中、こんな時間にかかってくる電話と言えば
ロストの捜索依頼に違いありません。
慌てて電話を取ると、やはり
ハヤブサがフライト中いなくなったという友人からのSOSでした。
鳥をフリーフライトさせる限り、ロストしてしまう可能性は常にあります。
でも、大抵の飼い主の方は
仕事を休んでまで鳥を探すということは難しいものです。
私も勤めに出ていた頃、過去に辛いロストの経験があります。
なので、誰の鳥であってもロストと聞くと
出来る限り予定を調整し、見つけるまで捜索を続けるようにしています。
友人も例外ではなく、後ろ髪ひかれる思いで職場へ向かいました。
辛い気持ちは痛いほど分かります。
探してあげられるのは私しかいません。
急いで現場へ向かいました。
場所は山の中、入り組んでいて見つけるのが難しい環境です。
鳥に取付てある発信器の電波を頼りに捜索しますが、全く受信できません。
発信器の電池残量が少なかったそうなので、受信状況が悪いのか
それともすでにもっと遠くまで飛んで行ってしまったのか…。
尾羽に取り付けてある鈴の音色も聞こえません。
カラスが騒ぐ度に沢を超え、山を登り、その場へ向かいますが
山道は見た目よりその場に着くまでに時間がかかり
たどり着いた頃には何の気配もありません。
こちらが見つけられなくても、どこかで鳥がこちらを見ていてくれたら…と
ルアーを振り、笛を吹き、鳥を呼びます。
感だけを頼りに、この辺りではないかと睨んだ場所で
1羽のノスリが電柱に止まっていました。
この場所にノスリが現れるのは珍しいのですが、昼過ぎから日没まで
警戒するように近辺を飛びまわっていました。
些細な変化が少しの期待を膨らましますが
結局見つけられず、本日の捜索は日が沈み強制終了となりました。
明日こそは…。早く見つかることを願っています。
河内長野市金剛山から高野山付近で
足に革紐をつけた鳥を見かけた方はご一報下さい。
種類:ラナーハヤブサ
特徴:足にジェス(革紐)と尾羽に鈴を付けています。
※画像にあるフード(頭巾)はかぶっていません。
3枚目の画像はセイカーハヤブサです。
ラナーの画像がなかったので使用しました。
顔つきはこんな感じの鳥です。
河端携帯 090-1957-0570(24時間可)
“ロスト” への2件のフィードバック
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くれぐれもあなたがロストにならないでね。こんな気候のこの時期に山の中を掻き分けているなんて…。見つかるようお祈りしております☆
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ありがとうね。山道は馴れているので大丈夫だよ。でも気を付けます。