ファラオハウンド

 
今日はファラオ・ハウンドの「ラメセス」6歳♂をご紹介します。
幼少期に犬種図鑑で見て、その気品あふれる外観に一目ぼれし
いつか必ず飼いたいと思っていた犬種です。
温厚で人懐こい反面、独立心も旺盛。
つかみどころのない性格がいじらしく
禀とした表情は何度見ても思わずうっとりします。
この犬種はもっとも古くから存在していたとされる“原始犬”のひとつ
といわれ、3000年以上に渡ってその外貌はほとんど変わっていません。
エジプトの王ファラオの称号をもつ犬で
ファラオの墓に描かれているジャッカル神のアヌビス
(死者の審判者;頭はジャッカルで体は人間)
さらに古代ギリシャの芸術作品のなかに描かれている犬たちにも
非常によく似ていることからファラオの窮愛をうけていたとされています
古代エジプトの文献に
「この赤褐色の長い尾を持つ犬は
夜になると狩りをするために丘の上のスタート地点に向かう。
狩りになるとこの犬は、いつも真っ先にそこに赴き、神のごとく顔を光り
輝かせこれから始まる狩りを思って喜びに興奮するのだ。」
と書かれていて、“神のごとく顔を光り輝かせ”とは
この犬種が興奮すると、鼻と耳に血液が集中して顔全体が紅潮して見える
ことを踏まえて書かれたもので
現在でもファラオ・ハウンドは「顔を赤らめる犬」として有名です。
海洋民族であるフェニキア商人たちによってギリシャや
北アフリカのマルタ島、ゴゾ島に持ち込まれ
そこで外界からほとんど隔絶された狭い島の環境で
純潔性を永年保ち生き続けてきたといわれています。
マルタでは主にウサギ狩りの猟犬として活躍していました。
現在ではマルタ共和国の国犬に指定されています。

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