以前の投稿 「カラスの頭の良さを調べてみました①」 で、カラスのことを記事にする中で様々なことを調べてみると、たくさんの面白い文献に出会ったので少しだけ紹介します。
Crow と Raven
皆さんはカラスの英語をご存知でしょうか。
一般的に英語でカラスは Crow(クロウ) と呼びます。
しかし、 Raven(レイブン) とも呼ばれます。
どういうことなのでしょう?
Wikipedia によるところ、
レイヴンとクロウ
英語では、カラス属のほとんどは、crow(クロウ)と raven(レイヴン)に分かれる。これらは、分類学的な差異はないものの区別すべき別の鳥とみなされている。
おおまかに言って、カラス属の大型種は raven、小型種は crow に分類される。また、大きさほど顕著な違いではないが、尾の形も異なり、raven は扇型、crow は楔型をしている。日本のハシボソガラスとハシブトガラスは共に crow に分類される。
英語のそれらを和訳する際(特に文学作品)には、ハシボソガラス等を指す crow と区別して、raven を「大ガラス」と訳すことがある。エドガー・アラン・ポーの詩「大鴉」はその一例である。ただし、近年では raven を「ワタリガラス」と訳したり、そのまま音読で記す場合も多い。引用:Wikipedia「カラス」
なのだそうで、一般には大きさで判断されることが多いそうです。
ちなみに余談ですが、
ハリー・ポッターに出てくるホグワーツ魔法魔術学校にある寮のひとつである「レイブンクロー」。
これは「 Raven Craw 」であって、 Crow ではありません。
「ワタリガラス(オオガラス)ノ爪」という意味になります。
カラスと名の付く鳥
カラスには様々な種類もあり、実は真っ黒というわけでもありません。
胸が白いカラスや、模様のついたカラスなど実は様々。
ですがやはり、カラスと言えば真っ黒というイメージは強く、それは世界共通のことのようです。
次回は、そんな世界中のカラスのお話をお送り出ればと思います。
前回記事:
“カラスの頭の良さを調べてみました②「RavenとCrow」” への1件のフィードバック
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